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社内向けノベルティが組織を変える理由
従業員の士気は会社の状況に大きな影響を与えます。
近年、企業の経営層や人事部門を対象とした調査では、約9割の方が「従業員の士気は会社の状況に影響する」と回答しています。士気が下がると、社内コミュニケーションの減少や組織の結束力低下、生産性の低下といった深刻な問題が発生するのです。
こうした課題に対し、多くの企業が取り組んでいるのが社内向けノベルティの活用です。単なる記念品ではなく、企業の価値観や想いを形にして届けるコミュニケーション手段として、ノベルティは新たな役割を担っています。
出典 株式会社プラスワンインターナショナル「社内エンゲージメントの向上に関する調査」(2025年2月)より作成
社内向けノベルティがもたらす3つの効果

組織の一体感を高める特別な体験
社内向けオリジナルグッズを配布した企業では、約40%が「組織の一体感が高まった」と回答しています。
周年記念や入社式、社内イベントなど特別なタイミングで配布されるノベルティは、その瞬間だけでなく、手にするたびに思い出を呼び起こす象徴になります。同じアイテムを持つことで、社員同士の連帯感が自然と生まれるのです。
コミュニケーションの活性化
ノベルティは会話のきっかけを作ります。
「このデザイン、いいですね」「どこで使っていますか?」といった何気ない会話から、部署を超えた交流が始まることも少なくありません。特に拠点が複数ある企業では、共通のアイテムが物理的な距離を超えた一体感を醸成する役割を果たします。
帰属意識の向上と企業文化の醸成
企業ロゴやメッセージが入ったノベルティは、社員が自社に対して誇りを感じるきっかけになります。
家族や友人にノベルティを見せることで、自然と会社の話題が生まれ、社員自身が企業の広告塔になる効果も期待できます。こうした小さな積み重ねが、企業文化を内側から強化していくのです。
出典 株式会社プラスワンインターナショナル「社内エンゲージメントの向上に関する調査」(2025年2月)より作成
効果的な社内向けノベルティの選び方
実用性の高いアイテムを優先する
社内向けノベルティで最も製作されているのはTシャツ、制服・作業着、ペン類です。
仕事で実際に使えるアイテムは、社員の日常に溶け込みやすく、長期的なブランド露出につながります。デスクで使える文房具や、リモートワークでも活躍するグッズなど、ライフスタイルに合わせた選択が重要です。
食品ノベルティの特別な価値
食品は誰にとっても身近で、五感を使った体験になります。
視覚だけでなく、味覚や香りまで含めてブランドを感じてもらえる点は、他のノベルティにはない大きな特徴です。オフィスで同僚と分け合われたり、自宅で家族と一緒に食べられたりすることで、企業名やブランドが二次的に広がっていくケースも少なくありません。

雑貨との組み合わせで相乗効果を生む
最近では食品と雑貨を組み合わせたノベルティ設計が増えています。
トートバッグやステーショナリー、エコ雑貨などは視覚的な存在感があり、日常の中で繰り返し使われることでブランド露出が継続します。雑貨で第一印象をつくり、食品で体験価値を補完するという考え方が主流になりつつあるのです。
出典 株式会社プラスワンインターナショナル「社内エンゲージメントの向上に関する調査」(2025年2月)より作成
周年イベントや表彰式での活用戦略
周年記念品が生み出す特別感
周年記念品を配布した企業の約47%が、会社の周年記念のタイミングで配布しています。
周年というタイミングでしか作られないアイテムは、必然的に数も少なく、手に入れられる人は限られています。デザインも周年ならではの凝ったものになるケースが多く、用意する側、受け取る側両方が特別感を味わうことができるのです。
入社式での活用がもたらす効果
入社式での配布は約39%の企業が実施しています。
新入社員にとって、入社初日に受け取るノベルティは、企業との最初の接点として強く記憶に残ります。企業の価値観やメッセージが込められたアイテムは、これから始まる社会人生活の象徴となり、帰属意識の醸成に大きく貢献します。

社内イベントでの盛り上がりを演出
スポーツ大会などの社内イベントでの配布は約36%です。
イベントの思い出と結びついたノベルティは、その後も社員同士の会話のきっかけになります。「あの時のイベント、楽しかったですね」という会話から、チームの結束が深まることも期待できるでしょう。
出典 株式会社プラスワンインターナショナル「社内エンゲージメントの向上に関する調査」(2025年2月)より作成
名入れとデザインで企業らしさを表現する
名入れが生み出すオリジナリティ
社名やロゴ、周年ロゴ、メッセージなどをパッケージに反映させることで、既製品ではなく「その企業のためだけに作られたもの」になります。
ただし、名入れは目立てば良いというものではありません。過度に販促色を強めると、受け取る側の心理的な抵抗感につながる場合があります。特に食品の場合は、企業名を覚えてもらうよりも先に「美味しそう」「ちょっと嬉しい」と感じてもらう設計が重要です。
自然な形でブランドを溶け込ませる
自然な形でブランドが溶け込んだデザインこそが、結果的に長く記憶に残ります。
企業カラーを基調としたデザインや、企業理念を象徴するモチーフを取り入れることで、押し付けがましくない形でブランドメッセージを伝えることができます。受け取った社員が誇りを持って使えるデザインを目指しましょう。
配布後を意識した設計
ノベルティは渡した瞬間がゴールではありません。
どのようなシーンで使われるのか、誰と共有されるのか、SNSに投稿される可能性はあるか。その後の行動まで想定することで、ノベルティは単発の配布物から、継続的なブランド接点へと進化します。
SDGsと環境配慮を取り入れた設計

素材選びに企業姿勢が表れる
現在、多くの企業がSDGsや環境配慮を経営の軸に据えています。
その流れはノベルティにも及び、素材や製造背景まで含めて検討されるケースが増えています。規格外農産物を活用した食品、フードロス削減につながる加工品、簡易包装や紙素材を使ったパッケージなど、ノベルティ自体が社会課題へのアクションになる設計が求められているのです。
ストーリーで価値観を伝える
重要なのは「SDGs対応」と表記することではなく、実際の仕組みとして持続可能性に寄与しているかどうかです。
どこの原料を使っているのか、どのような加工をしているのか、なぜこの商品を選んだのか。そうしたストーリーを添えることで、企業の価値観そのものが伝わります。単なる配布物ではなく、「この会社はこういう考え方をしている」というメッセージを、言葉以上に強く届けることができるのです。
社員が誇れるノベルティを目指す
環境に配慮したノベルティは、社員自身が家族や友人に自信を持って見せられるアイテムになります。
「うちの会社はこういうことを大切にしているんだ」と語れることが、社員の帰属意識を高め、企業文化を内側から強化していきます。
実務で押さえるべき制作のポイント
製造リードタイムを逆算する
食品ノベルティには製造リードタイムやロット、賞味期限、物流といった特有の要素があります。
企画段階から納期を逆算して進めること、配布数量を現実的に見積もること、目的に応じて単価設計を行うことが欠かせません。安さだけで選ぶと印象に残らず、逆に高価すぎると配布数が限られます。重要なのはコストと体験価値のバランスです。
配布方法とタイミングの戦略
「何を届けるか」と同じくらい、「届け方」も大切です。
いつ・どのタイミングで・どのように配布すれば、社員同士のコミュニケーション促進につなげられるのか。会社からの「感謝」の気持ちを一番伝えられるのか。モノ単体の視点で考えるのではなく、周年事業全体を見渡した上で、コミュニケーションとしての「ノベルティ」を設計することが求められます。
社内アンケートで声を拾う
ノベルティに関する社内アンケートを実施すると、「自分で好きなものが選べるギフト」が上位に来ることがあります。
企業側が一方的に選んだノベルティを渡すよりも、受け取り手が自分の好みで選べる点が魅力的だと感じる社員も多いのです。デジタルギフトや選べるカタログギフトなど、選択肢を提供する形式も検討する価値があるでしょう。
まとめ|社内向けノベルティで未来を築く
社内向けノベルティは、単なる記念品ではありません。
企業の姿勢や価値観を体験として届け、組織の一体感を高め、コミュニケーションを活性化させる重要なコミュニケーション手段です。周年イベントや表彰式、入社式など特別なタイミングで配布されるノベルティは、社員の記憶に深く刻まれ、帰属意識を醸成します。
実用性の高いアイテムや食品ノベルティ、雑貨との組み合わせなど、目的に応じた選択が効果を最大化します。名入れやデザインで企業らしさを表現し、SDGsや環境配慮を取り入れることで、社員が誇れるノベルティを実現できるでしょう。
製造リードタイムや配布方法、社内アンケートなど、実務面でのポイントを押さえることも忘れてはいけません。コストと体験価値のバランスを考え、社員にとって本当に価値あるノベルティを届けることが、エンゲージメント向上への第一歩です。
社内向けノベルティを通じて、あなたの企業文化を内側から強化し、未来へとつながる組織づくりを始めてみませんか。


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